ロビーの隣の人はもしかして詐欺師!?

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どうも、えぃすです。

今月の初旬、とあるホテルのロビーでチェックインを待っていると、サラブレッド(馬)の血統について話している声が聞こえてきました。
そちらに目を向けると、その人はパソコン画面を開きつつ、セットしたスマートフォンを見ながら話をしていました。

ホテルのロビーに併設しているラウンジでリモートワークでもしているのかと思っていたら、
「競馬の配当金をみんなで分けて、年会費は10万円」
という内容の話が聞こえてきたんです。

「ん? 競馬の配当金を分ける? 年会費?」と疑問に思っていると、次のような話が続いていました。

「例えば10倍になるコインが3つ揃えば1000倍になるでしょ」
「入会金は分割でもいいですよ」
「私は暗号資産が増えたから、儲けようと思っていない。みんなで豊かになろうとしている」
「農業の市場を運営していて、農家が捨てていた農作物を10円で仕入れて50円で売っているだけだから儲かるでしょ」
「だから、同じように(競馬に)5億円入れれば(入金すれば?)勝てるよね」
「ドバイの知り合いにメロンを売ったら200個売れた。捨てるはずだった農作物が高く売れる」

投資の話を農業に例えたり、論点を次々と変えたりしながら、スマートフォン越しの相手を丸め込もうとしているようでした。
「今は300名が競馬(投資)に出資していて、私は無料でやっている」
「これ(サイトかLINEでしょうか?)を見ている人は5万人いる」
「太陽光の蓄電池もやっている」
など、話は途切れることなく続いていました。
周りにも人がいるのに、堂々と話している姿に驚きました。

30分ほど話が終わりかと思ったら、次は若い男性が訪ねてきました。
その男性は野球経験者で、暗号資産に投資をしていると自己紹介をしていました。
彼が座って話し始めたかと思ったら、隣の人がまた話し始めます。

「ビジネスはできるやつに任せることが大切」
「仕事は趣味としてやるとよい、好きなことをやる」
「売り上げが上がったらラッキーくらいの気持ちでやる」
「どこからでもマネタイズできる、それが3個あったら強い」
「ポンジースキームで騙されるやつが相談に来る」
「お金は誰かの力を借りた方が良い」
「これから一番きついのは会社員」
「農業でB級品を5円で仕入れて45円で売る」

ビジネスや農業の話だけでなく、サッカーの話題も出てきて、
「リアル、ウイイレできる」
「サッカークラブを1600億で買える、親が経営者だ、マンチェスターユナイテッドを買える」
といった発言も。
若い男性が「マンチェスターUは有名じゃないですか」と言うと、隣の人は「マンUたいしたことない」と返していました。

次はもうすぐ始まる参議院議員選挙に絡めて、
「参議院は(自民党は)負けるから、来年(補助金を)ばら撒く」
「自民党は農業の組織票が欲しいから(お金を)ばら撒く」
「2年前までお米の問題は出ていなかった」
「農業にはお金を出す」
「土を大切にする」
と、一つの内容にとどまることなく話が進みます。

さらに、
「美容も大切」
「大谷翔平やばい、投げて打って走っている」
「塾の経営(?)をしている、常に頭使って考えている」といった話まで。

詐欺師(?)は本当に話が途切れませんし、いろんな話を絡めていました。若い男性は「はー、はー、うんうん、ほー」と相槌を打って聞くだけでした。

話はまだまだ続き、
「農家を押さえるは食べ物を押さえる、国を押さえることになる」
「奴ら(政治家)は農家の情報は持っていてもB級品の情報は持ってない」「健康系、美容系はみんなが関心持っている」
「整体行っている」
「いつでも金は稼げますから、システムはできる、お金の心配はない、誰かを助ける、お金は誰かに稼いでもらう」
「私は綺麗なお金しかもらってない、汚いお金はもらってない」
と発言していました。

詐欺師(?)の風貌は、黒のTシャツに袴のような黒のズボン、そして下駄を履いていました。
話が終わったかと思ったら、「カラン、カラン」と音を鳴らして存在感を出しながらドリンクバーに向かっていきました。

少しだけ若い男性も話し、「今は非常勤で正社員を目指している、いろいろやりたい、カフェとか音楽とか好きだし」などと話していました。

そして、また詐欺師(?)が話し出します。

「競馬で160万勝った」
「月10万」
「クルーズ船でコロナが流行ったときに、それが世に出回ったらコロナが蔓延していったように、これを世に出したら幸せが世に広がる」
「私は2勝1敗だけど、1敗は負けてない、引き分けてる、だから私は負けない」
「自分はすごくない、そいつがすごい、世論を引っ張る奴といる」
「そいつ(政治家か官僚?)は予算を使わないといけない」
「そいつは申請書を出させないといけない」
「国の予算で5000万あったら使い切らないといけない」
「農水省で予算があったら使わないといけない」
「補助金があったらそれを取りに行く」
「そいつに来週会いに行く」
「困っていることを解決しているだけ」

詐欺師(?)は若い男性に話をさせる時間を与えず、ずっと話し続けていました。
ついに話が終わったかと思ったら、若い男性は「ありがとうございました」と言って帰っていきました。

…と思ったら、隣の詐欺師はすぐにスマートフォンを繋げて違う人と話を始めました!

私はチェックインの時間になったのでフロントに向かい、鍵を受け取って部屋に向かいました。
エレベーターで部屋に向かうときに思ったことは…

もしかして、マジで詐欺師は忙しくて働き者なのでしょうか?
隣で話を聞いていた私はいったい何をしているのだろう…

今回も最後まで見てくださって、ありがとうございました。
皆さんの周りにも、このような人がいるかもしれないのでご注意ください。

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